食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03150190305
タイトル EU、農薬有効成分クロフェンテジン、ジフルベンズロン、レナシル、オキサジアゾン、ピクロラム、ピリプロキシフェンに関する特別条項についてEU指令91/414/EECのAnnexIを改訂する委員会指令2010/39/EUを官報にて公表
資料日付 2010年6月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUは6月23日、有効成分クロフェンテジン、ジフルベンズロン、レナシル、オキサジアゾン、ピクロラム、ピリプロキシフェンに関する特別条項についてEU指令91/414/EECのAnnexIを改訂する委員会指令2010/39/EUを官報にて公表した。
 EFSAの結論を考慮し、クロフェンテジン、ジフルベンズロン、レナシル、オキサジアゾン、ピクロラム、ピリプロキシフェンを含む植物防護製品はEU指令91/4/1/EECに規定される要件、特に評価され委員会レビュー報告書に詳述された用途を満たすと確認された。
 これら成分の認可においていくつかの点或いは適切なリスク低減措置の留意を含むことが必要とされる。
1. クロフェンテジンについては、長期間の大気移動及び関連する環境リスクの可能性を評価するためのモニタリングプログラムの実施が求められる。更に、クロフェンテジン代謝物の毒性学及び環境リスクについて確認試験結果を提出する必要がある。
2. ジフルベンズロンについては、不純物及び代謝物4-クロロアニリン(PCA:p-クロロアニリン)の毒性学的関連性の可能性について確認データを提出する。
3. レナシルについては、ライシメーター試験で産生した特定の土壌代謝物に関する追加情報及び輪作作物に関する植物毒性などの確認データを提出する必要がある。
4. オキサジアゾンについては、提案されている指定事項の不純物の潜在的毒性学的関連性及び単作及び輪作作物の代謝物発生について追加情報を提出する。更に、哺乳類の代謝試験と追加輪作作物試験の情報、ミミズを食べる鳥へのリスク及び魚への長期リスク情報の提出が求められる。
5. ピクロラムについては、ピクロラム分解に関する評価を確認するために、残留試験及び土壌光分解試験に用いられた分析方法のモニタリングについて確認情報を提出する必要がある。
6. ピリプロキシフェンについては、ピリプロキシフェン及び代謝物DPH-pyrの水生昆虫に対するリスク及びピリプロキシフェンの授粉媒介者に対するリスクの2点について情報を提出する必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2010:156:0007:0011:EN:PDF