食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03150020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、家庭ごみ埋立て最終処分場から排出されるアルミニウム、鉄やマンガンが家畜用飲料水を汚染した場合の家畜の健康リスクに及ぼす影響及び家畜由来食品への移行について意見書を提出
資料日付 2010年5月24日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、家庭ごみ埋立て最終処分場から排出される元素(主としてアルミニウム、鉄、マンガン)が家畜用飲料水を汚染した場合に家畜の健康リスクに及ぼす影響、及び家畜由来食品へのこれらの物質の移行について、食品総局(DGAL)から諮問を受けて2010年4月22日付で意見書を提出した。
 DGALはマンド憲兵隊から家庭ごみ貯蔵・埋立て最終処分場から発生する可能性のある環境公害訴訟に関する司法調査を受けた。憲兵隊の問合せは(1)牛やめん羊が元素のアルミニウム、鉄、マンガンを摂取した場合の毒性に関する知見、(2)動物性食品のアルミニウム、鉄、マンガン含有量に関するデータ及び牛及びめん羊がこれらの物質を摂取した後の物質移行に関する知見の2点である。
 アルミニウム、鉄、マンガンは牛やめん羊に対する毒性が低く、ヒトが食用にする動物由来食品への移行は僅かである。
 DGALが提供した水の分析結果に基づき動物で実施した評価では、鉄のみが水の味を劣化させ、牛やめん羊の飲水量が減少することを示している。
 但し、これらの3つの物質についてそれぞれ実施した評価は次に示すように限定的である:
・取水点周辺の植物や土壌汚染に関する情報がないので水が唯一の暴露源としているが、特にマンガンとアルミニウムについてはその他の暴露源も重要な要素である。
・食品(筋肉、内臓)への汚染物質の移行に関する文献調査で得られたデータは古く、しかも数が少ない。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/ALAN2010sa0014.pdf