食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03140420149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食肉生産に対する豪州と欧州の衛生モニタリングプログラムをモデルベースで比較評価した技術的報告書を公表
資料日付 2010年6月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月7日、食肉生産に対する豪州と欧州の衛生モニタリングプログラムをモデルベースで比較評価した技術的報告書(2010年6月4日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本文書の主な目的は、モデルベース法を用いて、豪州と欧州の食肉加工段階における微生物学的モニタリングプログラムの有効性を定量的に比較することである。
2. 文献の精査並びに豪州と欧州の食肉生産ラインの管理プログラムから収集したデータに基づき、牛及びめん羊の好気性菌数(ACC)/総生菌数(TVC)及び大腸菌/腸内細菌の汚染濃度を表す確率モデルを構築した。このモデルは、2つの管理プログラムの最も関連性のある差異、並びに、ばらつきの主な原因を明らかにした。この定量的手法は、1年間の予測される結果のシミュレーション、並びに、様々な汚染シナリオに対する応答時間(最初の警報を検出するために必要な時間)を比較するために使用された。
3. 主な結論は、2つのモニタリングプログラムはいくつかの側面において違いがあるものの、M値(微生物負荷のカットオフ値)(訳注:判定基準となる菌数限度)の算出と補正によって、同等レベルの衛生管理を達成することが可能である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1450.pdf