食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03140160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「食糧作物における残留農薬の毒性特性に対する代謝と分解過程の影響」と題する外部機関による報告書を公表
資料日付 2010年5月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月6日、「食糧作物における残留農薬の毒性特性に対する代謝と分解過程の影響」と題する外部機関による報告書を公表した。
 食糧作物における植物防疫製品の使用から生じる残留物には、有効成分のみでなくそれらの分解物及び代謝物が含まれる。有効成分の毒性特性については広範な毒性試験が実施されているが、代謝物や反応生成物についての試験データは極めて限定的である。
 更なる毒性試験を要求することは、実験用動物への影響から可能な限り制限されるべきである。多くの場合、代謝物及び反応物質の数が非常に多く毒性試験は実現可能ではない。しかしながら、摂食リスク評価はリスクに寄与する全ての物質を考慮にいれるべきである。よって代替評価方法の適用性を現在探っている。EFSAはこの目的のため代謝と分解の過程が農薬の毒性に与える影響を検討した。
 本プロジェクトレポートには以下が含まれる:
 どのように、また、どの時点で代謝物の毒性特性が、農薬リスク評価のピアレビュー(PRAPeR)の評価及びFAO/WHO残留農薬専門家会議(JMPR)判定、及び関連文献やガイダンスの審査に基づいた、それぞれの親化合物の評価によって網羅されていると考え得るのかの評価。
 有効成分代謝及び非生物分解過程に伴い観察された分子構造の変化の分類並びに毒性学的影響に関連する可能性のある変化の分析。
 代謝物/分解生成物の毒性学的意味に対応する評価手段の提案。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/49e.pdf