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資料管理ID syu03130500343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、ドライソーセージが原因のサルモネラ症疫学報告書を公表
資料日付 2010年5月28日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は5月28日、フランスで今年3月~5月に発生したSalmonella 4
,12:i:-によるサルモネラ感染症疫学報告書を発表した。
 5月28日現在でサルモネラ感染症88症例が同定された。女性46人、男性42人で年齢は1~89歳(中央値8歳)。これらの患者の所在地はフランス本土49県に広がっている。
 今日までに44人について聞き取り調査をしたところ、18人が一時入院し、現在は自宅に戻っている。調査対象者は2010年3月15日~5月9日の期間に発症している。患者に発症前7日間に食べた食品を尋ねたところ、同じ系列の店舗で購入したドライソーセージの頻度が最も高かった。
 追跡調査の結果、フランス企業La societe Salaisons du Lignon社(オート・ロワール県)が製造し、2010年3月前半の15日間に全国で販売されたドライソーセージが原因食品であることが判明した。当該製品は、商標Lou Mountagnardのドライソーセージ(Saucisse seche droite La Pause Auvergnate、ロットNo.040020900)で、消費期限は商品により2010年6月1日~15日の期間にわたっている。同定されたロットのドライソーセージは業者が5月27日にリコール・回収を決定している。
 また、ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は5月28日、フランス企業La societe Salaisons du Lignon社が予防原則に基き、サルモネラ属菌が検出されたドライソーセージSaucisse seche droite La Pause Auvergnateを自主的にリコールすることを決定した旨発表した。
 当該商品は商標Lou MountagnardのドライソーセージSaucisse seche droite La Pause Auvergnate220g入り(ロットNo.040020900、消費期限:01/06/2010、04/06/2010、08/06/2010 および15/06/2010)。
http://www.afsca.be/retraitdeproduits/_documents/2010-05-28_CP-V2-Bel-fr.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/surveillance/salmonelloses_non_typhiques/point_280510.htm