食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03130490160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、ボツリヌス症感染の恐れがあるとして1才以下の乳児にハチミツを与えないようにとの助言を再確認 |
資料日付 | 2010年6月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は6月2日、ボツリヌス症感染の恐れがあるとして、保護者に対し1才以下の乳児にハチミツを与えないようにとの助言を再確認した。この措置は、稀だが重篤な病気である乳児ボツリヌス症の確定症例を受けて取られた。 乳児ボツリヌス症については、過去30年間にわずか11症例が確認されているが、それらの3件は、この1年間に発生しており、いずれもハチミツに関連していた可能性がある。最新の事例は生後15週の乳児である。 ボツリヌス症は、通常休眠状態で土壌や塵に存在しハチミツに入り込むことがある芽胞により発症する。芽胞が乳児の腸に入り込むと生長し、毒素を産生する可能性がある。ハチミツは、1才以上の子供には安全であるが、幼い乳児の腸は細菌に抵抗出来るほど十分に発達していない。これが、1才になるまで子供にハチミツを与えないように助言する理由である。 蜂蜜協会の会員には12ヶ月未満の乳児にハチミツを与えてはならないと製品ラベルに記載する任意の実施規則がある。FSAはこの責任ある主導的取組を支持し、他のハチミツ包装及び供給業者もこの予防ラベル表示の取組に従うべきであると勧告している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/jun/honey |