食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03130120149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州の11ヶ国に居住する若齢小児における食事経由の様々な食品着色料に対する長期暴露量についてEFSAに提出された科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2010年5月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月12日、欧州の11ヶ国に居住する若齢小児における食事経由の様々な食品着色料に対する長期暴露量についてEXPOCHI(訳注:小児の食品個人摂取データ及び暴露評価試験プロジェクト)のコンソーシアムからEFSAに提出された科学的報告書(2010年5月5日、公表容認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本文書で、欧州11ヶ国に居住する若齢小児における食事経由の40種類にわたる様々な食品着色料への長期暴露量について報告する。 2. 暴露量の算出のため、1~10歳児(キプロスの場合は11~14歳児)の食品摂取データと、EFSAが統計的モデルを用いて提供した食品着色料の濃度データを組み合わせた。食品摂取データは、標準化した方法で食品着色料の濃度データとの連動を可能にさせるため、統一した方式に従ってすべて分類された。各食品着色料について2種類の暴露シナリオ、すなわち欧州共同体の関連法令によって許可された最大使用量(「MPLシナリオ」)と実際に報告された最大使用量の使用パターン(「最大使用量シナリオ」)に基づき、暴露量を算出した。一部の食品着色料(たとえば、チョコレート製品のコーティングに許可されている食品着色料)については、コーティングの割合(5%又は20%)によって特別なシナリオに基づき暴露量を算出した。リコピンについては、5種類のシナリオを検討した。 3. 算出の結果、暴露量に国間の差異が示されたが、実際の暴露量の差異というよりも様々な方法論的限界がそうした調査結果の一因になっている可能性があるため、そのような差異は注意して解釈することが望ましい。様々な国における食品摂取データを、統一した暴露モデルを可能にするために標準化した方法によって分類できることが本調査から明らかである。様々な国別の食品摂取データベースと1つの「欧州域」の食品着色料濃度データベースの処理による暴露量に関連した方法論的な諸問題については、本報告書の「検討」の項目で取り上げる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/53e.pdf |