食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03130040343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、フランスの2005~2007年幼児鉛中毒スクリーニング事業報告書を発表 |
資料日付 | 2010年5月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は2010年5月27日に子供の鉛ナショナル・サーベイランス・システムのデータに基づいた2005~2007年のフランスにおける幼児鉛中毒スクリーニング事業報告書を発表した。 調査対象は2005年に9 ,033人、2006年に7 ,874人、2007年に7 ,468人である。7歳未満の子供で鉛血症を発症する平均確率は0.8%台である。 スクリーニング実施地域はイル・ド・フランス(64 %)とノール・パ・ド・カレ(10 %)に集中している。 最初のスクリーニングテストを受けた子供の中で、鉛血中濃度が100μg/L以上の者は減少しつつある:2005年4.4%、2006年4.2%、2007年3.7%。新たに鉛中毒と診断されたものは2005年497人、2006年435人、2007年333人であった。主なリスク要素は1949年以前に建築された家屋(74.5%)、老朽化した家屋(66.2%)、家屋内の鉛を含んだ内装塗料(36.7%)。 2007年にサーベイランス・システムで最初のスクリーニングを受け鉛血中濃度が80μg/L以上の児童538人及び50μg/L以上の児童1 ,290人を調査した。 鉛中毒症の児童の追跡調査は、2005年の最初のスクリーニングで同定された鉛中毒症例の1/4が鉛血症として登録されていない、また中毒症の児童のうちには検査期間が2003年のコンセンサス会議の勧告を経過していたなど改善の余地がある。 報告書暫定版(109ページ)は下記のURLで入手可能: http://www.invs.sante.fr/publications/2010/depistage_saturnisme_enfant_2005_2007/rapport_saturnisme_enfant_2005_2007.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/publications/2010/depistage_saturnisme_enfant_2005_2007/index.html |