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資料管理ID syu03130030343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2008~2009年の1~6歳の子供の鉛中毒有病率が大幅に減少したことを発表
資料日付 2010年5月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は2010年5月27日のInVS週間疫学報告BEHWeb (No.2)で2008~2009年のフランスにおける1~6歳の子供の鉛中毒(100μg/Lを超える鉛血中濃度)の推定有病率及び地域圏別の子供の鉛血中濃度レベルを発表した。
 調査に参加した143の病院で、来院した子供の中から無作為に選んだ3
,255人の子供を対象に調査を実施した。
 結果は、1~6歳の子供の推定有病率は0.11%(信頼区間95% [0.02~0.21])で、フランス全土では5
,333人(フランス本土のみでは4
,361人)の患者がいると推定される。血中鉛濃度の幾何平均値は15.1μg/L(信頼区間95% [14.7~15.5])で、男子が女子よりやや高く、年齢による有意なばらつきはない。また地域間の片寄りもなかった。1~6歳の子供の鉛中毒有病率は1995~1996年の2.1%(信頼区間95% [1.6~2.6])から2008~2009年には0.11%(信頼区間95% [0.02~0.21])に低下した。このことは他の先進諸国と同様にフランスにおいてもこの15年間に子供の鉛暴露が大幅に減少していることを示すものである。
 InVS週間疫学報告BEHWeb (No.2)は下記URLで入手可能:
http://www.invs.sante.fr/behweb/2010/02/pdf/n2.pdf
 フランス衛生監視研究所(InVS)は2010年5月27日のプレスリリースで、フランス本国における幼児鉛中毒有病率を発表した(週刊疫学報告BEHWeb、No.2)。2008年~2009年の調査では鉛血中濃度が100μg/Lを超える1~6歳の子供の数は1995~1996年に比べ20分の1に減少した(84
,000人から4
,400人に減少)。
http://www.invs.sante.fr/presse/2010/communiques/cp_prevalence_saturnisme_270510/index.html
 フランス厚生・連帯省は2010年5月27日のプレスリリースでフランス衛生監視研究所が2008~2009年の調査で鉛中毒(鉛血中濃度が100μg/Lを超える)の1~6歳の子供の数が1995~1996年調査に比べ20分の1の4
,400人に減少したと発表したことを伝えた。
http://www.sante-sports.gouv.fr/encore-4-400-cas-de-saturnisme-en-france-metropolitaine.html
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/behweb/2010/02/index.htm