食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03121150324
タイトル 米国環境健康科学研究所(NIEHS)、卵又は牛乳アレルギーの子供は将来ピーナッツアレルギーにもなりやすいか?
資料日付 2010年5月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  卵又は牛乳アレルギー症の幼児500人以上を対象にした調査結果から、このような幼児はピーナッツ固有のアレルギー抗体検査で陽性になりやすいことが示されている。予想外の調査結果は、このような幼児が後にピーナッツアレルギー症になりやすいことを示唆しており、親はピーナッツを食べさせる前に、専門医等に相談すべきである。この調査結果はJournal of Allergy and Clinical Immunology5月号に掲載されている。
 卵、牛乳及びピーナッツは幼児の3大アレルギー食品で、卵又は牛乳アレルギーの幼児は後にピーナッツアレルギーにもなりやすいことが知られているが、この研究は、乳幼児におけるこれら3大食品アレルギーの自然発生に関する初の体系的研究である。
 この観察研究は、卵又は牛乳に免疫グロブリンE(IgE)抗体を持つ生後3か月~15か月の乳幼児を対象にしている。臨床アレルギーを示す幼児もいれば、中程度ないし重度の湿疹(アトピー性皮膚炎)を呈したり、アレルギーと湿疹の両方を呈する幼児も含まれているが、ピーナッツアレルギーの幼児はいない。今後5歳になるまで追跡し、卵又は牛乳アレルギーの持続・消散状況を調べると共に、ピーナッツアレルギー症に罹っていないかを調査する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
情報源(報道) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
URL http://www.nih.gov/news/health/may2010/niaid-10.htm