食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03120830188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、生後1歳未満の乳児には蜂蜜を与えないよう注意喚起
資料日付 2010年5月17日
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概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は2010年5月14日、ホームページで生後1歳未満の乳児には蜂蜜を与えないよう注意喚起を行った。
 乳児ボツリヌス症は、生後1歳未満の乳児に発生するフランスでは稀な疾病である。先ず便秘の症状があり、次いで哺乳困難、全身脱力、無表情、頭を支えられなくなり、稀に迅速な医療介入及び呼吸補助装置が必要になる横隔膜麻痺が生じることもある。殆どの場合、入院治療すれば後遺症なしに快癒する。
 蜂蜜には環境、土壌、塵芥に存在する細菌Clostridium botulinumの芽胞を含んでいる懸念がある。蜂蜜の摂取は、腸内細菌叢が未熟な乳児の場合、芽胞が成長し筋肉麻痺の原因となるボツリヌス毒素を産生するリスク要因となる。
 フランス衛生監視研究所(InVS)から2004年以降発生件数増加の警告を受けて、AFSSAは世界保健機構(WHO)の勧告に基づき、生後1歳未満の乳児に産地を問わず蜂蜜を与えないよう注意喚起した。
本内容の英文サイトは下記のURLから入手可能。
http://www.afssa.fr/PM910025I0.htm
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/PM91002501.htm