食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03120820343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2009年のブルセラ症疫学報告
資料日付 2010年5月6日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は5月6日、2009年のブルセラ症疫学報告を発表した。
 2009年に届出のあった32件中、ブルセラ症臨床及び生物学的基準に合致したものは22症例であった。そのうち女性は14名(64%)であった。年齢幅は14~84歳(平均年齢は55歳、中央値は49歳)で、感染があった地域は12県であった。症状が発現した期間は2月から11月迄であった。
 診断は血液培養が21症例(95%)で、菌株(種及び次亜種)については20症例(95%)がBrucella melitensis 3で、1症例がBrucella melitensis 1であった。患者1名については、血清検査のみで診断された。
 ブルセラ症21症例は国外(ブルセラ症発生国)に滞在中に感染した(アルジェリア6名、モロッコ5名、ポルトガル3名、トルコ3名、エジプト1名、インド1名、シリア1名及びギリシア1名)。これらの患者はブルセラ症発生国で直接動物に接触、生乳又は生乳使用の製品(ヨーグルト、生チーズ)を消費していた。
フランス国内感染症例はラボラトリーの生物学検査技師で、発症の数週間前にブルセラ菌株を取扱っていた。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/surveillance/brucellose/donnees_2009.htm