食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03120760112 |
タイトル | ブリティッシュコロンビア州疾病管理センター(BCCDC)、ブリティッシュコロンビア州でのサルモネラ症の増加を公表 |
資料日付 | 2010年5月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ブリティッシュコロンビア州疾病管理センター(BCCDC)は5月20日、ブリティッシュコロンビア州内でここ3年間、サルモネラ症が増加していることを公表した。 2008年以降同州では、500件以上のサルモネラ症例が報告されており、1事例当り患者は13~37人発生していると推測される。患者の14%は入院したが、死者はいなかった。 BCCDCによれば、このアウトブレイク源は卵の可能性が高いが、患者らは多数の供給源から卵を摂取していたため、アウトブレイク菌株の型は特定できなかった。実際の調査では、レストランなどで使用された卵は無等級のブロイラーの種卵で、低品質、ひび割れ、表面汚染などが目立ったという。 それゆえ、BCCDCは州内の住民に対して、卵の適切な調理、生食の回避、冷蔵保存、卵を取り扱った後の手洗いの励行、加熱調理しない卵が必要な食品には殺菌卵のみを使用するなどの注意喚起を行った。また、レストランに対しては、信用できる業者からグレードAの卵を購入すること、生卵を提供する場合は殺菌卵を使用すること、さらに養鶏業者に対しては、管理された施設を通じて消費者に卵を販売すること、養鶏場では高水準のバイオセキュリティーを維持することなど、それぞれに対し、消費者のサルモネラ感染減少を目的として注意点を列挙した。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | ブリティッシュ・コロンビア州疾病管理センター(BCCDC) |
情報源(報道) | ブリティッシュコロンビア州疾病管理センター(BCCDC) |
URL | http://www.bccdc.ca/resourcematerials/newsandalerts/healthalerts/Salmonella_May20.htm# |