食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03120600314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、情報提供「植物由来食品中の動物用医薬品の残留」を公表 |
資料日付 | 2010年5月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、情報提供「植物由来食品中の動物用医薬品の残留」(2010年2月15日付)を公表した。概要は以下のとおり。 植物が土壌に残留した動物用医薬品を吸収するという知見を踏まえ、BfRは2009年12月に専門家会合を開催した。会合で以下の点について確認された。 モデル試験で得られた知見は、水肥、土壌及び植物中の有効成分及びその代謝産物の様々な挙動を解明する糸口を与えるものである。しかし現存データでは、実地条件下での、植物由来食品を介する残留動物用医薬品の摂取量の確かな評価は行えない。植物由来食品中の残留動物用医薬品(スルホンアミド、テトラサイクリン、フルオロキノロンなど)に関する現存データからは、消費者への毒性学的なリスクは想定されない。 抗生物質有効成分(単独あるいは複数)が低濃度で長期間残留することによる耐性獲得について十分に調査されていない。ヒトに重要な細菌が、植物由来食品を介し有効成分に低濃度で長期間暴露することで耐性を獲得するリスクは、植物由来飼料/食品中の当該物質の残留及び摂取に関する現在の知見では最終的な評価は行えない。 植物由来食品を介する残留動物用医薬品の摂取量、及び抗生物質の低濃度長期暴露の影響に関する知見を高めるため、調査の必要性は大きい。 本情報の概要の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/245/residues_of_veterinary_medicinal_products_in_foods_of_plant_origin.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全 情報 No.11/2010(2010.05.20) (化学物質)p6 http://www.nihs.go.jp/hse/food- info/foodinfonews/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/rueckstaende_von_tierarzneimitteln_in_lebensmitteln_pflanzlicher_herkunft.pdf |