食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03120230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、オクテニルコハク酸無水物で修飾したアラビアゴム(Gum Acacia)の食品添加物用途に関する科学的意見書(2010年3月11日採択)を公表
資料日付 2010年3月31日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月31日、オクテニルコハク酸無水物(OSA)で修飾したアラビアゴム(Gum Acacia)の食品添加物用途に関する科学的意見書(2010年3月11日採択)を公表した。
 OSA修飾アラビアゴムは香料他の乳化剤として使用される。2009年JECFAは暫定的にADIを”特定しない”とした。当該添加物には変異原性の懸念がないことをパネルは承知している。ラットの90日間試験で、雄で3411mg/kg体重/日、雌で4052mg/kg体重/日オクテニルコハク酸デンプンナトリウムのNOAELが得られた。アラビアゴム(E 414)及び食品用オクテニルコハク酸デンプンナトリウム(E 1450)のデータから、当該添加物に関する追加の毒性データは不要であると考える。
 入手可能な毒性データセットはADIを設定するには不十分であると考える。香料オイル他の乳化剤としての使用による当該添加物の食事からの平均摂取暴露は女性成人の4.1mg/kg体重/日から子供(1.5 ~4.5歳)の12mg/kg体重/日と幅がある。最も高い潜在的暴露(97.5パーセンタイル)は、男性成人の12mg/kg体重/日から子供の33mg/kg体重/日に及んだ。
 これら推定摂取量と最小NOAEL(3411mg/kg体重/日)から、男性成人の安全マージンを280、子供のを100とした。パネルはこれらのマージンは適正であると考える。入手可能な知見、アラビアゴム及び他のOSA修飾でんぷんの情報から、パネルは当該添加物の申請された乳化剤としての使用と使用レベルについて安全上の懸念はないと結論づけた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1539.pdf