食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03120040149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州の様々な12ヶ国に居住する若齢小児における食事経由の長期セレン暴露量についてEFSAに提出された科学的報告書を公表 |
| 資料日付 | 2010年5月17日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月17日、欧州の様々な12ヶ国に居住する若齢小児における食事経由の長期セレン暴露量についてEXPOCHI(訳注：小児の食品個人摂取データ及び暴露評価試験プロジェクト)のコンソーシアムからEFSAに提出された科学的報告書(2010年5月12日、公表容認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAによる先のセレン暴露評価は限られたデータに基づいており、さらに詳細な評価が重要であると考えられた。EXPOCHIプロジェクトの一部として、欧州の様々な12ヶ国に居住する若齢小児における食事経由の長期セレン暴露量を評価した。14の食品摂取データベースの国別または地域別の食品個人摂取データを加盟8ヶ国から収集した食品中のセレン濃度のデータと共に用いた。食品摂取データは、標準化した方法でセレン濃度のデータとの連動を可能にさせるため、統一した方式に従ってすべて分類された。長期暴露量を算出するため、2つの異なる手法(observed individual means (OIM)モデルとベータ二項 (BBN)モデル)を用いた。 2. 推定の結果、食品摂取パターンに基づく国別の暴露量に差異があり暴露量が年齢とともに減少したことが示された。上限シナリオにおける若齢小児は、5μg/kg体重/日の許容上限摂取量を概ね超えた。しかし、この結果は、各国における実際のセレン暴露量を必ずしも表わしているわけはないので、注意して解釈することが望ましい。 3. 推定暴露量の信頼性を向上させるために、摂取とセレン生成の結果をさらに詳細なレベルで結びつけ、セレン濃度の地域的なばらつきについてさらに調査し、データのすべての分布型について長期暴露量の算出方法を精査することが望ましい。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/56e.pdf |