食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03111670297 |
タイトル | 国際獣疫事務局(OIE)、ハチの健康に関する問題は複数要因が関係と発表 |
資料日付 | 2010年4月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際獣疫事務局(OIE)は4月28日、ハチの健康に関する問題は複数要因が関係していると発表した。 ミツバチヘギイケダニなど節足動物寄生虫、ウイルス及び細菌感染、農薬暴露、その他環境問題に起因する栄養不良等々、すべてがハチの群れの存続を世界的に脅かしている共存因子である。同様に、最近世界中で生じている蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder:CCD)の原因も複数因子が関係していると、OIEのミツバチ分科会専門委員らは結論している。 CCDは現在北米、欧州及び日本で発生している。農薬の無責任な使用がハチを弱め、他の病気への感受性を高めた可能性がある点で専門家の見方は一致しているが、農薬だけが唯一の要因であるとは考えられない。生物学的要因、養蜂農家がバイオセキュリティー対策を講じないこと、また気候変動も悪影響を及ぼしているとみられる。サーベイランス・登録処理、検査、診断・研究能力等を強化するための資源を欠いている国や地域が少なくない。またハチの病気のサーベイランス・制圧計画のための国際的なガイドラインが必要とされている。OIEは国際社会に対し、ハチの死亡原因に関する研究を強化すると共に、各種疾患への対策・取組を改善することを提唱する。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際獣疫事務局(OIE) |
情報源(報道) | 国際獣疫事務局(OIE) |
URL | http://www.oie.int/eng/press/en_100428.htm |