食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03111370342
タイトル フランスのバイオテクノロジー高等審議会(HCB)、遺伝子組換えとうもろこしBt11認可申請にある「栽培」箇所について意見書を提出
資料日付 2010年4月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランスのバイオテクノロジー高等審議会(HCB)は、遺伝子組換えとうもろこしBt11の栽培、輸入、加工、食品及び飼料として使用するための市場流通認可申請にある「栽培」箇所について食品総局(DGAL)から諮問を受けて2010年4月16日付で意見書を提出した。
 Bt11は、Bacillus thuringiensis kurstakiの殺虫成分Cry1Abをコードするcry1ab遺伝子とマーカー遺伝子としてStreptomyces viridochromogenesの酵素ホスフィノトリシンアセチルトランスフェラーゼ(PAT)をコードするpat遺伝子が導入されている。申請者は、欧州ではホスフィノトリシン(グルホシネート)を有効成分とする除草剤に耐性を有するとうもろこしとしてBt11を販売することはないと保証している。
 HBCの科学委員会(CS)は、pat遺伝子で付与される除草剤耐性を使用していないことの確認すること、勧告に基づき安全地帯の設置を確認すること、及び勧告に基く市場化後サーベイランス・プランの改善実施などの条件付で肯定的意見を付した。
 同時に提出されたHCBの経済・倫理・社会委員会(CEES)の勧告(23ページ)は下記URLで入手可能:
http://www.ogm.gouv.fr/communiques/Recommandation_CEES_HCB_Mais_Bt11_16_04_10.pdf
 エコロジー・エネルギー・持続的開発・海洋省は、フランス政府がバイオテクノロジー高等評議会(HCB)から遺伝子組換えとうもろこしBt11認可の「栽培」に関する意見書及び勧告を受領したことをプレスリリースで発表した。
 遺伝子組換えとうもろこしBt11の栽培については欧州環境担当閣僚委員会の決定に委ねられる(会議日程は未定)。フランス政府は欧州において事前の環境及び社会経済評価を強化するとした2008年12月の欧州環境担当閣僚委員会の結論が適用されることを期待し及び報告書を速やかに欧州加盟国に提出するよう要望するとしている。このプレスリリースは下記URLで入手可能:
http://www.developpement-durable.gouv.fr/spip.php?page=article&id_article=15673
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) フランス農業・水産省
URL http://www.ogm.gouv.fr/