食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03110800314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、情報提供「松の実の苦味の原因は未解明」を公表
資料日付 2010年4月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、情報提供「松の実の苦味の原因は未解明」(2010年4月12日付)を公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツを含む複数のEU加盟国で、松の実(中国及びパキスタン産の朝鮮松(Pinus koraiensis)の実)の摂取後(直後又は2~3日後)に感じる苦味が報告されている。ほとんどの場合、苦味は2週間後には消える。苦味の原因は未解明である。専門家は、原因は残留農薬やカビ毒、重金属ではなく、松の実の天然成分ではないかと推測している。現在の知見では急性毒性はない。又これまで慢性影響も報告されていない。知見が不足しており、原因解明の研究が必要である。
 EUレベルで専門家は、味覚障害の原因として以下の二つについて議論している。
1. トリグリセライドのような生理活性物質/毒素、又はミラクリンやステビオシドのようなたん白質
2. 血液中で生成され、味覚受容体に影響を与える可能性のある化合物
 本情報の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/245/origin_of_bitter_taste_of_pine_nuts_remains_to_be_determined.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/ursache_fuer_den_bitteren_geschmack_von_pinienkernen_bislang_ungeklaert.pdf