食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03110450149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分オキサジアゾンのリスク評価のピアレビューの結論(2009年11月25日付け)を公表 |
資料日付 | 2010年2月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月19日、農薬有効成分オキサジアゾンのリスク評価のピアレビューの結論(2009年11月25日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 申請者が申請したひまわりに発芽前噴霧する除草剤としての代表的用途の評価に基づき結論を出した。 2.ラット長期試験を根拠に安全係数100を適用し、オキサジアゾンの一日摂取許容量(ADI)を0.0036mg/kg 体重/日と設定した。ラットの多世代試験を根拠に安全係数100を適用し、許容作業者暴露量(AOEL)は0.05 mg/kg 体重/日とする。ラット発生毒性試験から得た無毒性量12 mg/kg体重/日を根拠に安全係数100を適用し、急性参照用量(ARfD)を0.12mg/kg体重に設定する。 3. ひまわり、稲及びトマト、並びに、輪作作物(ほうれんそう、はつかだいこん及び大麦)におけるオキサジアゾンの代謝の調査の結果、AE608033において、ラット代謝試験の対象になっておらず、また、代謝物の毒性学的データで扱われていないため、データギャップが特定された。 4. 申請者は、主要作物及び輪作作物中における代謝物AE0608033の生成について明確に説明することが望ましい。主要作物及び輪作作物に関する代謝試験において親化合物のオキサジアゾンが主要な残留物であったため、植物における規制対象及びリスク評価のための残留物定義をオキサジアゾンのみとすることが提案された。 規制対象の残留物定義案(オキサジアゾンのみ)に従って、ひまわり根菜類:0.03mg/kg (暫定値)の残留基準値を提案する 5. 家畜における代謝試験は利用可能ではない。飼料負荷の暫定的な算出によって、肉用牛及び豚にとってのトリガー値0.1mg/kg飼料(乾物)を超えることが示される。この暫定的な算出を根拠として、反すう動物の代謝試験が必要である。 AE 0618785: 3-[2 ,4-dichloro-5-(propan-2-yloxy)phenyl]-5-(1-hydroxy-2-methylpropan-2-yl)-1 ,3 ,4-oxadiazol-2(3H)-one AE 0608021: 5-tert-butyl-3-(2 ,4-dichloro-5-hydroxyphenyl)-1 ,3 ,4-oxadiazol-2(3H)-one AE 0616182: 2-{4-[2 ,4-dichloro-5-(propan-2-yloxy)phenyl]-5-oxo-4 ,5-dihydro-1 ,3 ,4-oxadiazol-2-yl}-2-methylpropanoic acid AE 0618784: 5-tert-butyl-3-(2 ,4-dichloro-5-methoxyphenyl)-1 ,3 ,4-oxadiazol-2(3H)-one |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1389.pdf |