食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03110290149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としての食用赤色40号及びそのアルミニウムキレート(E129)の再評価に関する科学的意見書(2009年9月23日採択)を公表 |
資料日付 | 2009年11月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)11月12日、食品添加物としての食用赤色40号及びそのアルミニウムキレート(E129)の再評価に関する科学的意見書(2009年9月23日採択)を公表した。FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)及び食品科学委員会(SCF)が1980年、1984年及び1989年に評価を実施し、当該人工着色料の一日摂取許容量(ADI)を0~7mg/kg体重/日に設定した。当該人工着色料に関する新たな提出書類はなく、 (1)先の評価、(2)新たに利用可能になった文献、(3)データ公募後に利用可能になったデータを科学パネル(ANS)は評価した。 当該パネルは、新たな文献には2001年のin vivo Comet アッセイでのマウスの核DNAの転移への影響を報告したTsudaらの研究及び当該色素を含む混合物暴露が8及び9歳の子供の多動性と関連するとした2007年のMcCannらの研究が含まれている。 当該パネルは、当該色素はin vitroの遺伝毒性は長期発がん性試験同様ネガティブで、マウスのin vivo Cometアッセイで見られた核DNA転移は発がん性を誘発することにはならないと推定する。 更に、当該パネルは、当該色素を含めた人工着色料等と小児の多動性を関連づけた英国サウサンプトン大学のMcCannらによる研究の所見はADI変更の根拠にできないとしたEFSAの先の意見書の結論と同意見とした。 当該パネルは、現在までに収集したデータでは、7mg/kg体重/日のADIを改定する理由はないと結論づけた。当該パネルは、当該着色料の申告された最大用量において、高パーセンタイル値(95th)の上位を占める1~10歳児の推定暴露量が当該ADIをわずかに超える可能性があるが、精査した推定摂取量は当該ADIを一般的に下回ると結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/1327.pdf?ssbinary=true |