食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03100920305
タイトル EU、遺伝子組換え体(GMO)栽培の可否について加盟国の選択の幅を広げる提案とGMO認可5件について公表
資料日付 2010年3月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUは3月2日、遺伝子組換え体(GMO)栽培の可否について加盟国の選択の幅を広げる提案とGMO認可5件について公表した。概要は以下のとおり。
1. 欧州委員会(EC)は同日、GMO栽培の可否について加盟国の選択の幅を広げる提案を今年夏までに提出する旨を発表した。
2. ECは同日、欧州理事会及び議会が定めた現行の法的枠組みの中で、GMばれいしょAmfloraに関する決定2件を採択した。最初の決定は工業用AmfloraのEU域内における栽培を認可し、二番目の決定はAmfloraの澱粉の副産物の飼料用途を認可するものである。また、ECは同日、栽培目的を除く食品及び飼料用途のGMとうもろこし3品種の販売に関する決定を採択した。抗生物質耐性マーカー遺伝子の存在に関するすべての懸念に十分対応するため、認可された5件はすべて最高レベルの監視対象となった。
3. 当該GMばれいしょは、工業用途(たとえば製紙業)に適した澱粉の生産に使用される。澱粉抽出時の副産物を飼料として使用することも補足的に認可される。ECが認可する決定を採択した食品・飼料用途、輸入及び加工用途のGMとうもろこし3品種は、いずれも掛け合わせ品種のMON863xMON810、MON863xNK603及びMON863xMON810xNK603である。認可の有効期間は10年間である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/10/222&format=PDF&aged=0&language=EN&guiLanguage=en