食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03100860340
タイトル フランス厚生・連帯省、潮干狩りで貝毒中毒にならないよう注意喚起
資料日付 2010年4月5日
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分類2 -
概要(記事)  フランス厚生・連帯省は2010年4月2日のプレスリリースで潮干狩りで採捕した貝類で食中毒にならないよう注意喚起した。
 潮干狩りでとった貝類、特に海中に生息する細菌やウイルスまたは有毒植物プランクトンに含まれる毒素を体内に蓄積した貝類を食べると食中毒をおこすことがある(消化不良、稀には神経系障害など)。
 最近発生した異常気象(暴風雨、高波による洪水被害など)の後に実施したサーベイランスで沿岸地帯の水や貝類が汚染されていることが判明した。安全に潮干狩りを楽しむために、厚生・連帯省の保健総局(DGS)は次の事項を遵守するよう注意喚起している:
1. 汚染されていない沿岸地区を選ぶこと。
2. 健康な貝を選ぶこと(貝殻が欠けていたり、貝殻が開いたもの、異臭がするものは避ける)。
3. 採捕した貝は活きたまま冷蔵保存し(4℃)、早めに調理すること。
4. 貝毒は加熱しても無毒化しないので、汚染海域の貝類を食べないこと。
5. 最後に妊娠女性、子供、免疫不全症患者、高齢者は潮干狩りで採捕した貝類を食べないこと。
訳注:2月26日~3月1日にヨーロッパを襲った暴風Tempete Xynthiaが通過した後、フランス大西洋岸のヴァンデ県とシャラント-マリティーム県で貝毒が検出された。フランス農水省プレスリリース参照:
http://agriculture.gouv.fr/sections/presse5022/communiques/consommation-coquillages
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス厚生・連帯省
情報源(報道) フランス厚生・連帯省
URL http://www.sante-jeunesse-sports.gouv.fr/coquillages-et-grandes-marees-les-precautions-pour-la-peche-a-pied-de-loisir.html