食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03100590332 |
タイトル | 英国獣医学研究所(VLA)、ブルセラ病に関するパンフレットを公表 |
資料日付 | 2010年3月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国獣医学研究所(VLA)は3月16日、英国のブルセラ病清浄化を維持しようと呼びかけたパンフレットを作成、公表した。 1. ブルセラ病とは ブルセラ病は、主として牛、めん羊及び山羊に影響を及ぼす感染性の強い細菌性疾患である。ブルセラ病の発症細菌は主として生殖器官に感染し、妊娠した家畜の子宮で増殖、しばしば妊娠後期において流産を引き起こすことがある。この細菌は、流産するまで臨床症状がないため、長期間検出されないままにある。 臨床症状として同疾病は、流産の際、胎盤が子宮内に留まる特徴がある。この際、ブルセラ病の病原菌が大量に排泄され、重大な環境汚染をもたらし、群全体に急速に広まる結果となる可能性がある。 2. グレート・ブリテンにおけるブルセラ病 家畜のブルセラ病は、英国においては届出義務のある疾病で、1979年に根絶された。グレート・ブリテンは1991年にブルセラ病フリーと宣言されたが、疾病が再導入されないようアクティブ・サーベイランスを継続している。この数年間に英国への当該細菌の輸入が数件発生し、警戒を維持する必要性が高まっている。 3. ヒトにおけるブルセラ症 当該細菌は汚染された乳製品或いは職業暴露を通じてヒトに感染する可能性がある。このためブルセラ症は世界で主要な人獣共通感染症の1つとして認められている。ヒトにおけるブルセラ症の特徴は、熱、発汗、頭痛など風邪に似た症状である。 パンフレットの全文 (PDF 2ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.defra.gov.uk/vla/diseases/docs/dis_brucell.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国獣医学研究所(VLA) |
情報源(報道) | 英国獣医学研究所(VLA) |
URL | http://www.defra.gov.uk/vla/diseases/dis_brucell.htm |