食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03100050314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、情報提供「専門家会議で、食品を介する有機フッ素化合物(PFC)暴露量はわずかであることを確認」を公表
資料日付 2010年4月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、情報提供「専門家会議で、食品を介する有機フッ素化合物(PFC)暴露量(訳注:環境由来)はわずかであることを確認」(2010年3月30日付)を公表した。概要は以下のとおり。
 ノルトライン・ヴェストファーレン州及びBfRの主催で3月29日に、食品及び飼料のPFCリスク評価に関する専門家会議が開催された(連邦及び州の専門家約90人が参加)。これまでに州から提出されたデータによると、食品を介するPFC暴露量はわずかである(動物性食品を介するPFC暴露量の耐容一日摂取量(TDI)占有率:パーフルオロオクタン酸(PFOA)1%、 パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)17%)。又、連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)の飼料モニタリングデータによると、飼料のPFC汚染濃度は非常に低い。以上より、消費者の健康リスクはない。
 今般4州から提出された追加データからも、BfRの2008年の見解(食品中のPFCによる健康リスクはありそうにない)が裏付けられた。
※訳注(背景情報):2006年にノルトライン・ヴェストファーレン州の養殖マスから高濃度のPFC(特にPFOS)が検出され、その後特定の食品のPFC含量が調査された。2008年にBfRは、データは十分ではないものの、PFOS及びPFOAによる健康リスクはありそうにない、と評価していた。


国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 
(化学物質)
No.8/2010(2010.04.07) p7
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/expertengespraech_bestaetigt_pfc_belastung_des_verbrauchers_durch_lebensmittel_sehr_gering.pdf