食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03090620110 |
タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、Batch9の17物質に関する評価 |
資料日付 | 2010年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は、3月22日、化学物質管理計画のBatch9の17物質に関する評価結果を公表した。 17物質のうち5物質(メチルオイゲノール、酸化バナジウム、臭素酸カリウム、NDTHPM及びTGOPE)については健康にリスクをもたらす可能性があるとした。メチルオイゲノールは、植物の精油に含まれる物質で食品や飲料の香料として使用されている。食品中のメチルオイゲノールが健康にリスクを与えることを示す実験は、ヒトを対象にして行われていない。酸化バナジウムは、高強度鋼や硫酸を製造する際に使用される。臭素酸カリウムは、主に、工業用に使用される。NDTHPMは、紙の着色料として主に使用される合成アゾ塩基性染料である。TGOPEは、エポキシ樹脂や接着剤に使用される。 それゆえ、カナダ保健省は、これら5物質について、環境保護法のスケジュール1に追加することを提案するとともに、新規輸入、製造及び使用について政府への通知義務を課すよう提案している。また、フラバントロン、チオインジゴレッド、エオシン鉛レーキ、BDN、BDAC及びSolvent Red 49の6物質については、今回、リスクをもたらさないことが示されたが、新規輸入、製造及び使用についてカナダ政府に報告を義務付け、使用を検討する前に健康及び環境スクリーニング評価を義務付けることが検討されている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/_2010/2010_45-eng.php |