食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090610314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、第2回「薬理活性成分・動物用医薬品」委員会(2009年11月3日開催)の議事録を公表
資料日付 2010年3月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、第2回「薬理活性成分・動物用医薬品」委員会(2009年11月3日開催)の議事録を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 一日摂取許容量(ADI)及び残留基準値(MRL)のない未認可の薬理活性成分の残留参照値の算定
(1)業界の視点からの、毒性評価及び参照値算定の例
 業界の紹介した例:混合物質の残留に対しては、最も毒性の強い物質に対する参照値を算定できる。有効成分の分解産物に対しては、例えばQSAR(定量的構造活性相関)コンセプトを利用できる。TTC(毒性学的懸念閾値)コンセプトが適さない物質に対しては、Gaylor-Kodell法及びU.S.EPAベンチマーク法を利用できる。
 TTC未満の濃度でも薬理活性を排除できないため、TTCコンセプトを安全係数と併用できるかどうかが議論された。
(2)ADI及びMRLのない物質の毒性評価のためのディシジョンツリーの案
 物質群に対する介入値(英訳intervention level)算定のためのモジュール方式及び、JECFA作成のディシジョンツリーの案が紹介された。
 ADI 及びMRLのない物質に有効な評価方法を見つけるため、当該物質の問題に優先的に取り組むことが決定された。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/207/2_sitzung_der_bfr_kommission_fuer_pharmakologisch_wirksame_stoffe_und_tierarzneimittel.pdf