食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090590149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は、17日に「化学物質の食事暴露評価における左側打ち切りデータの取り扱い」と題する報告書を公表
資料日付 2010年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月17日、「化学物質の食事暴露評価における左側打ち切りデータの取り扱い」と題する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 現在用いられている化学物質リスク評価の枠組みでの問題点は分析定量下限値(LOD)の取り扱いである。これら左側打ち切りデータの取り扱いはEFSAの化学物質データの統計学的分析にとって課題であった。
 EFSAは作業グループを立ち上げ現行の方法の正確性推定と進化した代替統計学的アプローチについて勧告を行った。
 全体的に見て、サンプルの数は推定の正確性と精度に対して相対的に限定的影響を有する一方で、打ち切りの程度が大きな影響があることが示された。複合的なデータセットの分析から、国の違い、食品群、実験室などデータセットの異質性の原因を特定することが最重要であることが示された。統計的分析はこれらの要因毎に行うかあるいは固定/ランダム効果(ML)モデルを用いて行うべきである。
 最小サンプル数及び左側打ち切りパーセントの数値の違いにより、暴露評価に係る化学物質汚染左側打ち切りデータを取り扱うため、作業グループは適切な統計的検定方法を含む推奨ガイドラインをまとめた。
 報告書全文は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1557.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 
No.7/2010(2010.03.25) p20-21
http://www.nihs.go.jp/hse/food-
info/foodinfonews/2010/foodinfo201007.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/scdoc/1557.htm