食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03090340149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分チアクロプリドのいちごに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2010年1月29日付け)を公表 |
資料日付 | 2010年2月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月2日、農薬有効成分チアクロプリドのいちごに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2010年1月29日付け)を公表した。 オランダにおける当該成分の意図された使用に適応するため、いちごに対する既存MRLの上方修正(0.5mg/kg→1.0mg/kg)が申請された。 チアクロプリドの毒性学的プロファイルがピアレビューで調べられ、一日摂取許容量(ADI)を0.01mg/kg体重/日、並びに、急性参照用量(ARfD)を0.03mg/kg体重と結論づけるデータは十分であった。 EFSAの残留農薬摂取量の算出モデル(PRIMo)に組み込まれた欧州のいずれの食習慣においても消費者の長期摂取に懸念は確認されなかった。食事経由の推定総摂取量はADIの15~79%の範囲であった。当該成分に対する消費者の推定総暴露量へのいちごの寄与は、ADIの最大で1.65% (フランス幼児の食事)であった。 いちごに対する当該MRL案に関連した、急性摂取への懸念は確認されなかった。当該成分の残留物に対する消費者の急性暴露量は、ARfDの17.2%(小児)及び5.8%(成人)と算出されている。 したがって、毒性学的参照値を超えないことがリスク評価で立証されたため、いちごに対するチアクロプリドの意図された使用は、許容できない残留物を引き起こさないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をチアクロプリドとして、MRLの上方修正(0.5mg/kg→0.7mg/kg)を勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1498.pdf |