食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03090290149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、1月27日、農薬有効成分アセタミプリドのおうとうに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2010年1月25日付け)を公表
資料日付 2010年1月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月27日、農薬有効成分アセタミプリドのおうとうに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2010年1月25日付け)を公表した。
 当該成分の意図された使用に適応するため、おうとうに対する既存MRLの上方修正(0.2mg/kg→0.5 mg/kg)が申請された。アセタミプリドの毒性学的プロファイルがピアレビューで調べられ、一日摂取許容量(ADI)を0.07mg/kg体重/日、並びに、急性参照用量(ARfD)を0.1mg/kg体重と結論づけるデータは十分であった。
 EFSAの残留農薬摂取量の算出モデル(PRIMo)に組み込まれた欧州のいずれの食習慣においても消費者の長期摂取に懸念は確認されなかった。食事経由の推定総摂取量はADIの0.9~10.8%の範囲であった。当該成分に対する消費者の推定総暴露量へのおうとうの寄与は、ADIの最大0.056% (ドイツ小児の食事)であった。したがって、おうとうに対するアセタミプリドの意図された使用に起因する残留物は毒性学的参照値の超過を引き起こさないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をアセタミプリドとして、MRLの上方修正(0.2mg/kg→0.5mg/kg)を勧告した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1494.pdf