食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03081170314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、調査報告書「様々なステークホルダーの視点からの、リスクとハザードに関するコミュニケーション」を公表
資料日付 2010年2月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、調査報告書「様々なステークホルダーの視点からの、リスクとハザードに関するコミュニケーション」(162ページ)を公表した。
 これは、リスク評価を利用する社会のステークホルダー(業界、環境団体、消費者団体、公共機関)が、「リスク」と「ハザード」という言葉をコミュニケーションでどのように使用しているかを調査したものである。「リスク」と「ハザード」の違いは、健康リスクを評価する専門家にとっては重要だが、ステークホルダーには重要でないことが示された。通常ステークホルダーは、両者の違いを認識せずに使っている。中には、リスクを低くあるいは高く見せるために、恣意的に言葉を選ぶケースもあった。又「リスク」と「ハザード」は、学問分野(自然科学、社会科学、精神科学など)により定義及び使われ方が異なっている。
 ステークホルダー及び一般国民がリスクとハザードの違いを認識していないことを念頭においてリスクコミュニケーションを行わなければならない。
 報告書の項目は以下のとおり。
1. 序
2. 調査方法
3. 結果I:文献分析
4. 結果II:専門家及びフォーカスグループの聞き取り調査
5. 取り組みへの提言
6. 結論
7. リファレンス
 本報告書の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/238/communication_of_risk_and_hazard_from_the_angle_of_different_stakeholders.pdf
 本件に関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/48560
 上記の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/48569
 本調査に先立ち2006年7月~2007年6月に実施された調査「リスクとハザードの違いに関するコミュニケーションの評価」の報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/238/evaluierung_der_kommunikation_ueber_die_unterschiede_zwischen_risk_und_hazard.pdf
 上記の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/238/evaluation_of_communication_on_the_differences_between_risk_and_hazard.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.6/2010(2010.03.10) p25-26
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201006.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/238/kommunikation_von_risiko_und_gefaehrdungspotenzial_aus_sicht_verschiedener_stakeholder.pdf