食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03081040188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、乳牛用飼料添加物クリベロマイセス・マルキシアムス(Kluyveromyces marxiamus)の最終認可申請について意見書を提出
資料日付 2010年2月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、微生物カテゴリーの乳牛用飼料添加物、クリベロマイセス・マルキシアムス(Kluyveromyces marxiamus)最終認可申請に対する当局の質問書への申請者回答書について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年12月21日付で意見書を提出した。
1.背景
 当該添加物はKluyveromyces marxiamus var. lactis K1 BCCM/MUCL 39434を有効成分とする製剤である。乳牛用に飼料中用量2.6 x 10の5乗~1.0 x 10の6乗 cfu/kgで2008年12月20日迄暫定認可を受けていた(2004年12月16日付EU規則EC No.2148/2004)。
 AFSSAは2008年11月14日付意見書で最初の試験における製品の濃度に明瞭さに欠けるところがある又最終試験における幾つかのデータ(牛乳生産の未加工データ、分析証明)が添付されて無いとして当該最終認可申請に否定的見解を付していた。
 添加物の安定性及び他の添加物との相互作用に関する質問については回答がなかった。
2.検討
 製品の品質に関して、本申請書の資料に用量は10の7乗 ufc/乳牛1頭/日 (全ての試験について)と記載されているが、使用製品に関する分析報告書が提供されていないのでこの数値の裏付にできない。
 配合製品のトレーサビリティの明確な要素に欠けるので、安定性について判断を下すことができない。
 報告書はin vivoの3試験で得られたデータ全体について実施した新たな統計学的分析結果を提出している。しかし、新たな統計学的分析の条件は記載されていない。その結論は間違っていたり、または結果は整合性に欠けるものである。
3.結論
 提出された資料は毎日動物に給餌する製品の品質について明瞭さに欠けるところがあり、製品の有効性を結論できるものではなかった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/ALAN2009sa0283.pdf