食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03080750314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、第3回「生物学的ハザード」委員会(2009年11月5日開催)の議事録を公表
資料日付 2010年3月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、第3回「生物学的ハザード」委員会(2009年11月5日開催)の議事録を公表した。主な内容は以下のとおり。
1. 家畜におけるQ熱
 反すう動物におけるQ熱の状況は、現在ドイツ全域の保菌率データがないため不明である。生の動物性食品の摂取によるヒトの臨床疾患が報告されることは稀で、それにも議論の余地がないわけではない。食品を介する感染は否定できないが、確認もされていない。BfRは2003年に本件に関する意見書※を公表している。再度本件に取り組むべきか、又新たな知見が出たかどうか質問があった。現在フリードリヒ・レフラー研究所(FLI/連邦動物衛生研究所)が本件を扱っており、数ヶ月以内に保菌率に関する評価が出される見込みである。
※当該意見書は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/208/q_fieber_uebertragung_des_erregers_coxiella_burnetii_in_tierbestaenden_und_durch_lebensmittel_auf_den_menschen.pdf
2. 食品を介するE型肝炎感染
 ドイツのイノシシのレバーのE型肝炎ウイルス検出率は高い。ドイツのイノシシ及び感染者から分離されたウイルスの近縁性が非常に高いことから、人獣共通感染症である可能性が示唆される。フランスでは、イノシシのレバーの生ソーセージが感染原因に特定されている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/207/3_sitzung_der_bfr_kommission_fuer_biologische_gefahren%20.pdf