食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03080600343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、フランスで2009年11月~2010年2月に発生した急性A型肝炎の疫学中間報告書を公表 |
資料日付 | 2010年3月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は2010年3月2日、フランスで発生した急性A型肝炎の疫学中間報告書(対象期間2009年11月20日~2010年2月5日)を公表した。 フランスではA型肝炎が届出感染症に指定された2005年以降、毎年1500人程度の症例の届出がある。 3月1日時点での患者は女性26人男性29人計55人で、そのうち入院患者は27人である。経過は全て良好である。年齢は7~52歳(平均31歳)。発生県数は18県に及び、地域で最も患者が多かったのはオートピレネー県(Hautes-Pyrenees)とピレネーザトランティク県(Pyrenees-Atlantiques)で、2県の合計は19人であった。。 原因食品として、2009年10月初から2010年1月末までにトルコから冷凍状態で輸入されたドライトマト(サンドイッチやサラダとして摂取された)が疑われている。このロットのドライトマトはもはや流通していないことから、食品原因のA型肝炎の発生はなくなると思われる。 今後はA型肝炎ウイルスのヒト・ヒト間での二次感染の懸念があるため、手洗いなどの衛生対策を周知する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/surveillance/hepatite_a/point_vha_020310.htm |