食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03071000149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、緊急事態想定演習におけるEFSAの情報伝達能力を評価した報告書を公表 |
資料日付 | 2010年2月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月19日、緊急事態想定演習におけるEFSAの情報伝達能力をスウェーデン国立国防大学(Swedish National Defence College)が評価し、EFSAに提出した科学的/技術的報告書を公表した。結論は以下のとおり。 1. 当該演習中のビデオ会議及び電話会議で認められたEFSAの情報伝達能力の強みと弱点を記載した。当該演習の目的に従って、本報告書の結論を記載する。 2. 当該演習中、EFSA職員の大きな熱意が認められた。職員らは、各自の職務に専念し、神経を集中した。これは、EFSAの将来における緊急事態対応策にとってプラス要因である。 3. 緊急時におけるビデオ会議及び電話会議を経由した加盟国及び欧州委員会に対するEFSAの緊急勧告の伝達能力が当該演習によって確認された。 4. EFSAは、アドバイザリーフォーラム及びアドバイザリーフォーラム作業部会と緊密な協力関係を構築していることが当該演習で明らかになった。複数の組織にまたがる危機管理を成功させるためには、主要な機関同士の信頼関係、並びに、各機関の役割及び権限に関する知識が重要であることが証明されているため、十分に確立された2つのネットワークは、実際の緊急事態における重要な基盤になる。 5. ビデオ会議及び2回の電話会議を担当したEFSA職員の責任者は、構造的な方法によって会合の座長を務める十分な能力を示した。当該演習によって、明確な服務規定を持つことの重要性が強調された。急性の緊急事態で使用できる標準業務手順書/チェックリストを作成すれば、EFSAにさらに役立つ。 6. EFSAの職員が緊急事態対応室(Crisis Room)に慣れたことが当該演習の好ましい副作用であった。EFSA職員がCrisis Roomの設備に慣れた後、(1)緊急時にCrisis Roomをどのように使用するか、(2)Crisis Roomにどのような設備を装備するかについて、より精通した視点から将来検討することができる。 7. 本報告書では、上記の結論について詳細に述べる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/41e.pdf |