食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03070580188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、食品製造、調理、摂取の変化に伴うリステリア症発生件数増加について調査報告書を公表 |
資料日付 | 2010年1月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は2009年12月1日、食品製造、調理、摂取の変化に伴うリステリア症発生件数増加について自ら評価した報告書を公表した。 リステリア症は食品由来の疾病で、食品由来人獣共通感染症としては他の疾病(サルモネラ、カンピロバクター)よりも罹患率は非常に低いが、その病状の深刻さのため常に懸念されている疾病である。加えて、ここ数年来、諸外国と同様にフランスにおいてもリステリア症発生数が懸念されるほど増加している。この発症件数の増加の原因が明確には分かっていない。よってAFSSAは状況把握と原因究明のため調査実施を決定した。報告書(仏文65ページ)の目次は下記の通り: プロジェクトの背景 序 1. リステリア症 1.1 リステリア菌について 1.1.1 菌株タイピング 1.1.2用量反応関係 1.2 疾病(リステリア症) 1.3 フランスにおけるリステリア症サーベイランス 1.4 2006~2007年の期間の散発性リステリア症発生数が2001~2005年の期間に較べて増加したことについての分析 1.4.1 フランスにおけるリステリア症罹患率 2. リステリア症発生数増加及びその要因に関する検討 2.1 リステリア症発生が増加しているというのは本当か? 2.1.1 以前のリステリア症届出は適正に実施されていたか? 2.1.2 Listeria monocytogenes菌血症は的確に検出できているか? 2.2 リステリア症発生の増加は、感受性の増加に関連するか? 2.2.1 リステリア症発生の増加は、老齢化または疾患リスクのある患者数が増加したことによるものか? 2.2.2 リステリア症発生の増加は、新しい治療法に関係するか? 2.2.3暴露頻度減少の結果として免疫力が低下しているのか? 2.3 リステリア症発生の増加は、菌株の菌力に変化によるものなのか、またはクローンが出現したのか? 2.3.1 クローン菌の出現があるか? 2.3.2 菌株の菌力が増強しているのか? 2.3.3 抗生物質耐性が増しているか? 2.4 リステリア症発生の増加は、暴露形態の変化によるものなのか? 2.4.1 生産または流通工程で汚染が増加しているのか? 2.4.2 欧州規制の変更が原因か? 2.4.3 消費期限5日以内の食品の問題は重要か? 2.4.4 Listeria monocytogenes増殖の条件が変わったか? 2.4.5 Listeria monocytogenesの増加に及ぼす時間-温度の影響は何か? 2.4.6 食べ方に変化があるか?Listeria monocytogenesまたは新たなListeriaの汚染食品の消費が増加しているか? 2.4.7 不適切な処理がなされた食品の摂取はどうか? 3. 要約と提言 参考文献 付属書-1:リステリア菌(Listeria monocytogenes)の増殖条件 付属書-2:リステリア症原因食品 付属書-3:消費者に周知すべきメッセージの検討 付属書-4:Listeria monocytogenesの増殖を抑えるための重要管理点 付属書-5:リスク集団に対する予防措置 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/cgi-bin/countdocs.cgi?Documents/MIC-Ra-ListerioseAliments.pdf |