食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03061610188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、ニカルバジンを有効成分とする抗コクシジウム症カテゴリーの飼料添加物の認可について意見書を提出
資料日付 2010年1月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ニカルバジンを有効成分とする肉用鶏用抗コクシジウム症カテゴリーの飼料添加物の認可申請に関する当局の質問に対する申請者の回答について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年11月4日付けで意見書を提出した。
 AFSSAは2009年6月25日付意見書で科学的データの不足を理由に否定的意見を付していた。
 今回新たに提出された資料について以下の見解が示された。
・申請者は-20℃で行った組織中の4
,4’‐ジニトロカルバニリド(DNC)の安定性試験を提出しなければならない。
・新たにラットの亜慢性毒性試験を実施し、どの組織においても1998年のFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)提案の残留基準値(MRL)(200μg/kg)が遵守されていることを確認するよう勧告していた。しかし申請者は、現在提案されているADI(120μg/kg/日)と異なるADIの設定ができるとしており(試験中で資料未提出)、JECFAの提案MRLと異なってくる。
・申請者は休薬期間を証明するに充分なデータを提出していない。
・無影響環境濃度予測値(PNEC)については、フェーズ-II-B試験を提出しなければならない。
 よって、AFSSAはニカルバジンを有効成分とする肉用鶏用抗コクシジウム症カテゴリーの飼料添加物の認可申請に否定的意見を付すものである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/ALAN2009sa0246.pdf