食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03061340149 |
タイトル | EFSA、遺伝子組換え体(GMO)の安全性評価のための統計学的検討に関して更新した科学的意見書(2009年4月21日採択、同年12月2日更新)を公表 |
資料日付 | 2010年2月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EFSAは1日、遺伝子組換え体(GMO)の安全性評価のための統計学的検討に関して更新した科学的意見書(2009年4月21日採択、同年12月2日更新)を公表した。 本意見書は、(1)GM植物及びその由来食品/飼料のリスク評価のため実施された圃場試験から得られた成分組成データ、作物学的データ及び表現型データの解析に用いる最新の統計学的指針、並びに、実行可能な解析方法、(2)十分な統計処理能を確保し、さらに「自然環境におけるばらつき(natural variability)」について信頼できる評価をするために市販品種も実験に加えるなど圃場試験の実験デザインが満たすべき最低限の要件を提案する。 自然環境における「ばらつき」を考慮しつつ、多くの変異に関してGMO、その既存の対応物、及び市販品種の比較を可能にするために、図表で示すこと(graphical representation)を提案する。GM試料や既存の対応物試料と同じ方法及び同じ実験で処理された非GM市販品種のデータを基に自然環境における「ばらつき」を数値化することを勧告する。そうした評価が利用できない場合にのみ、データベースや文献から推定してもよい。 自然環境における「ばらつき」の推定値を用いて、GMOと市販品種との違いを検証するのに用いる同等性の許容限界を明白にするのが望ましい。こうした同等性許容限界に対する補正によって単純な図表表記ができ、一対の上限及び下限信頼限界を用いて統計学的有意差を示したり視覚に訴えて同等性評価をしたりすることが可能になる。2009年7月31日公表の先の意見書が本意見書に差し替えられた。 (訳注:既存の対応物とは食品としての一般使用に基づき安全性が実証されている関連植物種およびその構成成分・製品を指す) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1250.pdf |