食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03060940149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EU域内の動物及び食品中の嚢(のう)虫のモニタリング及び届出のための統一した仕組みの開発に関してEFSAに提出された科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2010年1月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月12日、EU域内の動物及び食品中の嚢(のう)虫(Cysticercus)のモニタリング及び届出のための統一した仕組みの開発に関してフランス食品衛生安全庁(AFSSA)やドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)など欧州の6機関からEFSAに提出された科学的報告書(2009年12月10日、公表容認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EU域内の動物及び食品中の嚢虫のモニタリング及び届出のための統一した仕組みを提案する。EU加盟国における公衆衛生に必要な措置を特定し、検体採取計画をまとめるために、現在の疾病状況と加盟国における全国規模の当該寄生虫のモニタリングについて精査する。本案では、主として公衆衛生にもっとも関連性を有する種、すなわちTaenia saginata(無鉤条虫)及びTaenia solium(有鉤条虫)に焦点を絞り、さらにTaenia multiceps(多頭条虫)についてもEUの一部地域において検討する。 2. モニターの対象動物種を、T. saginataについては牛、T. soliumについては豚とする。現在のモニタリングについては、現行の欧州法令に従った食肉の目視検査に基づき継続することが望ましい。その理由は、より高感度の検査方法がまだ商業的に利用可能ではないこと、或いは、日常的な診断に使用する妥当性が十分に検証されていないためである。しかし、モニタリング結果を集計した記録及び報告を改善し、感染症のタイプ(軽感染症又は重感染症)及び動物の種類(成牛又は子牛、及び豚)を含めることが望ましい。日常的なサーベイランスの手段として使用する条虫症の血清診断法の開発及び妥当性検証がさらに勧告される。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.3/2010 (2010.01.27) P.10 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2010/foodinfo201003.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/34e.pdf |