食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03060360149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ペノキススラムのリスク評価のピアレビューに関する結論(2009年8月31日付け)を公表 |
資料日付 | 2009年9月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月22日、農薬有効成分ペノキススラムのリスク評価のピアレビューに関する結論(2009年8月31日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1.イネに適用する除草剤としての評価に基づき結論を出した。 2.ラット2年間試験から得た無毒性量(NOAEL)を根拠に安全係数100を適用して、一日摂取許容量(ADI)を0.05mg/kg体重/日に設定した。許容作業者暴露量(AOEL)は、イヌの短期試験から得られたデータに安全係数100を適用して0.18mg/kg体重/日に設定された。また、急性参照用量(ARfD)は設定されなかった。 3.当該成分の葉面散布後、総残留物は急速に減少し、収穫時には僅かなレベルになることがイネの代謝試験で立証された。このため、イネの穀粒中の残留物定義としてペノキススラムとすることを提案した。イネの穀粒中の残留基準値(MRL)案として0.01mg/kg(定量限界値)が提案された。イネの穀粒中の当該成分の残留物に対する消費者暴露量はわずかで、慢性リスク評価において摂取量はADIを大幅に下回った。 4.しかし、代謝物のBSTCA (3-({[2-(2 ,2-difluoroethoxy)-6-(trifluoromethyl) phenyl]sulfonyl}mino)-1H-1 ,2 ,4-triazole-5-carboxylic acid)の十分な発生データ及び毒性データがないことが確認されたため、代謝物に関しての消費者リスク評価は確定していない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/praper_concl_sr343_penoxsulam_en.pdf |