食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03060010149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の臭素系難燃剤類の濃度に関するデータを募集
資料日付 2009年12月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月15日、食品中の臭素系難燃剤類(BFRs)濃度に関するデータを募集する文書を公表した。概要は以下のとおり。
1. 背景
 BFRsは、多様な消費者(市販)製品の難燃性を高めるために人為的に添加される化学物質である。飼料及び食品、並びにヒト(生物種)の体内を含む環境中にBFRsの化学物質が数種存在するため、懸念を引き起こしている。このため、臭素化ジフェニルエーテル類(PBDEs)を含む一部の製剤の製造及び使用が禁止されることになった。
 欧州委員会(EC)は、飼料及び食品中でモニタリングするために妥当なBFRsの化学物質についてEFSAに助言を求めた。科学パネル(CONTAM)は、モニターすべき最も重要な一定の化学物質群を特定した。2006年10月に実施された当該化学物質に対する欧州連合(EU)全域におけるモニタリング調査の後、食品中のBFRsによるヒトの健康に対するリスクに関する科学的意見をECがEFSAに求めた。
2.データ要請
 BFRsの化学物質ごとに分けたデータ提出の締切日は以下のとおり。
臭素化ジフェニルエーテル類(PBDEs)及びポリ臭化ビフェニル類(PBBs):2010年2月26日、ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD):2010年7月2日、テトラブロモビスフェノールA(TBBP-A)及びその他の臭素化フェノール類、並びに新規の臭素系難燃剤類:2010年12月20日。
 データ提出に関する詳細情報は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/data/call/datex091215-ax1.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/data/call/datex091215.htm