食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03051170104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、米国の12~19歳青少年の5人に1人が脂質異常症 |
資料日付 | 2010年1月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は1月21日、「若者の脂質異常症有病率 - 米国1999年-2006年(Prevalence of Abnormal Lipid Levels among Youths ?United States , 1999?2006)」を発表した。この報告書は、毎年約6 ,000人の被験者を対象にした米国全国健康・栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey:NHANES)を基に1999年~2006年のデータを検証したもので、低比重リポたん白質(いわゆる「悪玉」コレステロールLDL-C)、高比重リポたん白質(「善玉」コレステロールHDL-C)及びトリグリセリド(中性脂肪)の測定値が分析された。 その結果、脂質レベルに1つ又は複数の異常がある若者は、正常な体重集団で14%、過体重集団で22%、肥満集団で43%で、過体重・肥満の若者により多く異常が観察された。そのほか以下の点が判明した。 1. 脂質異常症は男子24%、女子16%で性差が見られた。 2. HDL-Cレベルが低い若者を年連別に見ると、14/15歳集団で9%、18/19歳集団で10%であり、12/13歳集団の5%よりも年齢の高い集団に多かった。 3. 非ヒスパニック系の白人と黒人を比較すると、低レベルHDL-Cが8%:5%、高レベルトリグリセリドが12%:4%で、白人集団に異常が多く見られた。 一般に心臓病は成人に起きるが、そのリスク因子となる脂質異常症や過体重・肥満は青少年期に現れることが多い。過去30年間に米国の若者の肥満率は5%から17%に増加している。 報告書の全文は以下のURLから入手可能。 http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5902a1.htm?s_cid=mm5902a1_e |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/media/pressrel/2010/r100121.htm |