食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03051020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品又は飼料添加用QPS微生物リスト(2009年更新版)の整備に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2009年12月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月21日、食品又は飼料に意図的に添加するQPS微生物リスト(2009年更新版)の整備に関する科学的意見書(2009年12月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 食品及び飼料添加物、酵素並びに植物防疫製剤の供給源としての販売認可の通知に関連して、EFSAは広範囲の生物学的媒介物の安全性の評価を依頼される。フードチェーン全体にわたり意図された使用が届け出られた生物学的媒介物を評価するEFSAのすべての科学パネルにおいて適用できる包括的な食品安全評価方法を提供するため、安全適格性推定(qualified presumption of safety: QPS)の概念がEFSAによって考案された。 明確に定義された生物学的媒介物の意図される適用目的に適切な最大の分類単位における安全性について、知識体系が十分かどうかの検討を踏まえ、評価される。ひとつの分類単位において特定された安全性への懸念は、当該QPSリストへの収載が妥当と考えられるときの「適格性」の目安として表わすことができる。QPSが勧告された生物学的媒介物のリストは毎年精査され、更新される。 2. 2009年の当該更新版では、細菌、酵母及び糸状菌など先に評価された微生物を精査し、グラム陽性菌、グラム陰性菌及び酵母について追加された通告を評価する。Lactobacillus cellobiosus、L. collinoides、Propionibacterium acidopropionici及びOenococcus oeni が当該QPSリストに収載された。糸状菌は、毒性代謝物を生成する可能性があるため、当該リストに収載されなかった。ウイルスが初めて評価された。昆虫ウイルス(Baculovirideae)、並びに、ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの場合はPotyvirideae属が最大の分類単位として当該QPSリストに追加された。バクテリオファージ類は当該QPSリストに適さないと考えられた。 3. 当該QPSリストに収載された酵母に抗真菌剤耐性が存在する可能性について検討した。ヒト感染症の治療に使用される抗真菌剤に対する酵母株の耐性は、公衆衛生への懸念になる可能性があると結論づけられた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1431.pdf |