食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03050770343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、ブルターニュ地域圏で2000?2007年に届出のあった食中毒に関する調査報告を発表 |
資料日付 | 2010年1月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は2010年1月20日、ブルターニュ地域圏(ドーバー海峡の南、大西洋に突出した半島一帯)で2000?2007年に届出のあった食中毒に関する調査報告をInVS機関誌疫学報告(BVS)西部地方版(No.1、2010年1月)で発表した。 集団食中毒の発生件数は2000?2005年の期間は年間30件程度で安定していたが、2006年は52件、2007年は67件と急増している(全国では5千件前後からから6千件に漸増)。8年間の発生件数合計は290件で患者数は3 ,193人、そのうち入院加療したものは231人(7.23%)であった。2006?2007年に急増した原因は貝類の摂食による集団食中毒である。 主な原因菌はサルモネラ属菌(32.4%)、黄色ブドウ球菌(24.1%)であった。届出のあった食中毒で原因食品が確認(疑いを含む)できたのは70%で、卵または卵を使った食品が最も多く、サルモネラ属菌が原因のものが42件中34件、次いで食用貝のウイルス汚染及び貝毒が41件中26件、魚のヒスタミンを原因とするものが25件中19件であった。 食中毒原因は汚染食材(40件)、調理人からの汚染(18件)、汚染調理器具設備(41件)、調理プロセスにおける不具合(30件)、調理後喫食までの時間が長すぎる(30件)、コールドチェーンの中断(温度管理欠陥)(30件)など。 発生場所は家庭内、レストラン、学食及び医療機関・福祉施設で発生件数の82.8% (240件)、患者の72・4% (2 ,312人)を占めた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/publications/bvs/ouest/2010/bvs_ouest_01_2010.pdf |