食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03050350188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、チアメトキサムを有効成分とする殺虫剤Cruiserの認可にかかわる調査事業の結果について意見書を提出 |
資料日付 | 2009年12月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ミツバチ大量死との関係でチアメトキサムを有効成分とする殺虫剤Cruiserの認可にかかわる調査事業の結果について食品総局(DGAL)から諮問を受け2009年12月1日付で意見書を提出した。 このサーベイランス計画の最初のデータが使えるようになったが、実験サイト数が少なく、播種期のデータが部分的にしか収集できていない、プロトコールから逸脱した巣箱設置、巣箱の衛生状態が悪いなどデータの質が良好ではなかった。 2009年のプロトコールで実施した2地方圏での播種期に得られたデータからは: ・有効成分を含む粉塵の飛散防止用として播種機にデフレクターを取り付けたことによる効果は確認された。 ・アキテーヌ地域圏では、適正な条件でプロトコールを実施すればCruiser製剤で処理したとうもろこし播種時に暴露したコロニーで異常大量死は発生しなかったと結論付けることができる。 ・ソントル地域圏では、実験サイトの調査実施条件(巣箱の衛生状態、Cruiser製剤散布サイト及び播種サイトにおける設置方法など)が劣悪で調査プロトコールに適合したものではなく、収集データの解釈を困難にしている。Cruiser処理したとうもろこしを播種した耕作区画に設置した巣箱で異常大量死が報告された。これらの大量死は、死んだハチでは主として慢性麻痺病に感染していたことが明らかで、チアメトキサムを含む粉塵暴露によるものではなかった。 AFSSAに提出された現在のデータは、AFSSAが先の意見書で提言した勧告の結論について問題提起するようなものではない。 2009年調査事業計画の最終報告がでるまで、先に推奨した播種時の粉塵排出と飛散を低減する技術的措置(粉塵飛散を低減する装置使用等)を適用することが適切であると考えられる: |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/DIVE2009sa0253.pdf |