食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03050130149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価212:α、β‐不飽和脂環式ケトン類とその前駆体の関する科学的意見書(2008年11月27日採択)を公表
資料日付 2009年7月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月29日、香料グループ評価212:α、β‐不飽和脂環式ケトン類とその前駆体に関する科学的意見書(2008年11月27日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1.CEFパネルは、α、β‐不飽和脂環式ケトン類とその前駆体23物質を香料グループ評価212として評価することとした。23物質のうち15物質はα、β‐不飽和脂環式ケトン類で、8物質がその前駆体である。
2.d-カルボンはin vitroで遺伝毒性が認められたが、マウスにおいて発がん性がなかったため、当該物質は、構造的に類似するl-カルボン、カルベオール及びカルビル誘導体とともにJECFA手順で評価できると結論した。
3.イソホロンは(1)in vitroで遺伝毒性が認められる、(2)雄ラットにおける発がん性のある程度の証拠、並びに、雄マウスにおける疑わしい証拠がある、(3)現在入手可能なデータに基づくと、非閾値機構の可能性が排除できない。このため、(1)in vivoで遺伝毒性が発現するか、(2)長期間の生物学的毒性試験における標的臓器に観察される遺伝毒性作用に閾値が存在するかについて確認するために、イソホロンに関する追加データが必要と結論した。
4.残る16物質は、構造的な類似性及びデータ欠如のため、JECFA手順で評価できないとし、このサブグループの代表的物質について遺伝毒性に関する追加データが必要とした。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/cef_ej878_fge212_op_en.pdf