食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03041860296
タイトル コーデックス委員会、食品衛生部会第41回会合(2009年11月16日~20日開催)の報告書を公表
資料日付 2009年12月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) コーデックス委員会(Codex)は、2009年11月16日~20日に米国のサンデイエゴで開催された食品衛生部会第41回会合の報告書(全87ページ)を公表した。議事の要約及び結論は以下の通り。
1. Codex第33回会議(2010年7月5日~9日にジュネーブで開催予定)により採択される事項
 食品衛生部会:
 (1) 生鮮果実及び野菜に関する衛生基準コードにおける葉菜ハーブを含む葉物緑色野菜に関する付属文書案をStep 5/8での採択のために付託することに合意した。
 (2) 海産物における病原性ビブリオ菌に関する衛生基準コード案をStep 5/8での採択のために付託することに合意した。
 (3) 貝類における腸炎ビブリオ及びビブリオ・バルニフィカス対策に関する付属文書案をStep 5/8での採択のために付託することに合意した。
 (4) 食品衛生部会により適用されるリスク分析の原則及び手続案を採択のために付託することに合意した。
2. Codexによる行動事項:
新規作業
- 委員会に対し以下の事項改訂に関する新たな職務を了承するよう提案することに合意した。
 (1) ナチュラル・ミネラルウォーターの採取、加工及び流通に関する国際的衛生基準コード推奨案(CAC/RCP33-1985)
 (2) 食品に関する微生物基準の確立及び適用についての原則の改定案(CAC/GL21-1997)
3. 委員会及び/またはFAO/WHOに対しての関心事項:
(1) 部会は、魚類及び水産製品に関する衛生基準コード案における衛生条項(ロブスター及びカニに関する項)及びチョウザメのキャビアに関する規格案をStep 8で検討し、採択したことを委員会に報告することに合意した。
(2) 食品におけるウイルス抑制のための衛生基準コード案(N07-2009)の名称を食品におけるウイルス抑制に関する食品衛生の一般原則適用ガイドラインに変更した。
(3)各国でより広範に適用可能なモデル策定のために、ALINORM 10/33/13の110項で概説した委任事項を持つ専門家会議を実施するようFAO/WHOに対し要請することに合意した。
4. 本会議及び/あるいはFAO/WHOに対する関心事項
 (1) 魚類・水産製品部会 (CCFFP)  部会は、魚類・水産製品に関する衛生基準コード案における衛生条項(ロブスター及びカニに関する項)及びチョウザメのキャビアに関する規格案をStep8で承認した。
部会は、CCFFPが2011年4月に開催することに留意し、Smoked Fish、Smoke-Flavoured Fish及びSmoke-Dried Fishに関する規格案及びFish Sauceに関する規格案の衛生条項について次回の会合での承認を検討することに合意した。
 (2) 一般原則部会 部会は、食品衛生に関しコーデックス委員会により適用されるリスク分析原則及び手続案を第33回会議での採択並びにCodexの作業手順書の第6項への編入のため付託することに合意した。部会は、CCFHのリスク分析原則並びに手続とCodex食品衛生部会がその作業を行う手続に関する付属文書との間に若干の矛盾が存在する可能性に留意し、CCGPに対しこれらの文書を精査する際矛盾点に対応するよう要請することで意見が一致した。
5. 食品表示部会
 部会は以下の表示に関する9.3項を承認のために付託した。
 (1) 生鮮果実及び野菜に関する衛生基準コードにおける葉菜ハーブを含む葉物野菜に関する付属文書
 (2) 海産物における腸炎ビブリオ類に関する衛生基準コード案。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) Codex
情報源(報道) Codex
URL http://www.codexalimentarius.net/web/archives.jsp?lang=en