食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03041760149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「飼料添加物として使用されるかび毒解毒物質の作用機序、有効性及び飼料/食品安全の精査」についてEFSAに提出された科学的報告書(192ページ)を公表 |
資料日付 | 2009年12月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、EFSAに提出された「飼料添加物として使用されるかび毒解毒物質の作用機序、有効性及び飼料/食品安全の精査」に関する科学的報告書(192ページ)を公表した。 かび毒暴露を低減する方策の1つは、配合飼料に各種かび毒吸収剤を入れて、かび毒の生物学的利用能を低下させることである。それによって、かび毒の取込み量及び血液や標的臓器への分布量を減らす。もう1つの方策は、細菌/真菌又は酵素のような生物変換体を用いて、かび毒を非毒性代謝物に分解することである。 仏食品衛生安全庁(AFSSA)やイタリアの食品生産科学協会(ISPA)など欧州の6研究機関のコンソーシアムがまとめた本報告書では、(1)科学文献で公表された全データの編集及び批判的分析、(2)特許データベースで検索した世界中の「灰色文献」(訳注:通常のチャネルで入手できない企業内論文、博士論文など)の編集及び批判的分析、(3)かび毒解毒剤の開発及び製造に関与している企業や飼料製造会社の関係者らに対する聞取り調査、(4)精査した資料の比較、妥当性検証及び統合を行った。 本報告書は、文献の精査、並びに、飼料製造会社やインターネット上の公表情報からのデータ収集によって、かび毒の影響を抑制する可能性のある物質のリストを作成した。また、本報告書は、リストアップした物質の作用機序をin vitro試験の精査によって示し、in vivo実験におけるかび毒の解毒物質の有効性を検査するときの妥当な評価項目を特定した。最後に本報告書は、これらの解毒物質を使用する可能性に関連した便益とリスクを指摘し、飼料添加物としてのそうした解毒製剤を評価するための勧告を示す。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/External_Rep/022e.pdf?ssbinary=true |