食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03041500188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、除草剤耐性遺伝子組換えダイズBPS-CV127-9の認可申請について意見書を提出 |
資料日付 | 2009年11月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、EU規則(EC)No.1829/2003に基づき、除草剤耐性遺伝子組換えダイズBPS-CV127-9を輸入、加工、及び種子及び副産物を食品や動物用飼料に使用するための市場流通認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年10月20日付けで意見書を提出した。 ダイズCV127は、シロイヌナズナから分離した遺伝子ahaslまたはcrs1-2がコードするアセトヒドロキシ酸シンターゼに相当する改変たん白質を発現するよう遺伝子を組換えたダイズである。この酵素はイミダゾリノン系除草剤に感受性がなく、よって植物にこれ等の除草剤に対する耐性を付与する。 遺伝子導入で産生した分子の特徴に関する試験結果は、このタイプの申請に必要な事項を満足しており且つ適合している。分析検査はダイズBPS-CV127-9のゲノムに導入した遺伝子が有害作用を引起こす性格のものではないことを示唆している。 ダイズBPS-CV127-9の種子及びその副産物の化学成分分析結果は対照の非遺伝子組換えダイズの種子と同等であることを示している。しかし、アセトヒドロキシ酸合成酵素(改変AHAS蛋白質)によってできる代謝中間体も分析対象にすべきである。 試験パラメータによると、肉用鶏で実施した栄養実験では、遺伝子組換えダイズBPS-CV127-9は対照の非遺伝子組み換えダイズと比較して栄養面では差がないと結論できるものであった。しかしながら、この試験には枝肉の形質分析も含めるべきである。 毒性評価では導入遺伝子が新たに産生するたん白質の衛生安全性を保証するものである。しかし、ダイズCV127の安全評価のためには90日間の亜慢性毒性試験を添付すべきである。 結果として、AFSSAは遺伝子組換えダイズBPS-CV127-9の衛生安全性について結論を保留した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/BIOT2009sa0199.pdf |