食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03041220149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、小型反すう動物(めん羊と山羊)の人工授精及び胚移植によるTSE伝播リスクに関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2010年1月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月6日、小型反すう動物(めん羊及び山羊)の人工授精及び胚移植によるTSE伝播リスクに関する科学的意見書(2009年12月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 小型反すう動物(めん羊及び山羊)の人工授精及び胚移植による伝達性海綿状脳症(TSE)伝播リスクの評価を行った。TSE病原体として定型スクレイピー、非定型スクレイピー及び牛海綿状脳症(BSE)を検討した。 2. 山羊に特化したデータの不足のため、評価は主にめん羊から得たデータを用いて行われた。めん羊及び山羊におけるTSE病原性が類似しているため、当該評価は山羊にも有効であると考えられた。現在利用可能なデータによると、定型スクレイピーの潜伏期間中にあるめん羊及び山羊から採取した精液及び胚に関連したTSE伝播リスクは、「無視できる」から「低い」の範囲であるが、そうした伝播リスクが無視できると結論づけるにはデータが不十分である。小型反すう動物における定型スクレイピー及びBSEの病原性が類似しているため、前述したことはBSEにも有効であると考えられる。感染動物の非定型スクレイピー病原体の病原性及び解剖学的分布に関する知見不足によって、精液又は胚経由の伝播リスクの評価の可能性が妨げられている。 3. 動物由来ホルモン、並びに、人工授精及び胚移植処置に用いる機器の使用によって、これらの処置に関連する固有の、しかし定量化できない医原性のTSE伝播リスクがある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/1429.pdf |